創作居酒屋という時代の生んだ流行からの継続。
今は老舗居酒屋として人々から愛される店舗運営。
自社は町家をリノベーションして運営する店舗が多い中で、開業当初から取り組む姿勢は『お客様の喜びがわたくしたちの喜び』という創業当時より変わらないスタイル。
「時代に起こる流行」、この流行を取り入れ過ぎず流され過ぎず。
お客様に届ける食材やお酒には安心安全をモットーに取り組む。奇を衒うことよりも想像できるものをよりおいしくする事で感動に繋がる。これが本来のおいしさの追求。
つまり、私たちはお客様にそこで安心安全を届けることになる。
これが『お客様の喜びがわたくしたちの喜び』『お客様の喜びがわたくしたちの喜び』へと循環する。
京都という土地で商売させてもらうのに地のものを使うのは自然の流れ。
地産地消をできるだけ軸にして地元の食材の生産者と繋がることで京都という土地をお客様に繋げ愛してもらう。
もちろん海が遠いため漁港に直接出向き買い付けすることもある。
季節を感じる食材を織り交ぜてお客様を出迎える。
各店舗にコンセプトをつくり、食材へのこだわる事で店舗スタッフたちがコンセプトを特化させる。
空間にこだわることもお食事をされるお客様にとっては食事を楽しむためには必須である。
町家リノベーションで多店舗展開をできたのも京都という土地に自社が愛されたためだろう。
街の景観を壊さず、むしろさらに良くすることができるのはこの街ならでは。
街になじむためには近隣の掃除にも力が入る。これがその土地(京都)への恩返しである。